神の存在
神様(絶対者)は存在するのでしょうか?
ここで言う神様とは、この世界をお創りになられたお方のことです。
ここでは、わかりやすい例を挙げて、この世界には創ったお方がいらっしゃる、ということをはっきりとわかるように説明していきたいと思います。
みなさん、クワガタをご存知だと思います。クワガタには、ミヤマクワガタやノコギリクワガタがいます。
ミヤマクワガタにはミヤマクワガタのオスとメスがいます。ミヤマクワガタのオスはミヤマクワガタのメスと交尾をして、ミヤマクワガタの子供を誕生させます。
また、ノコギリクワガタにもノコギリクワガタのオスとメスがいて、ノコギリクワガタのオスとメスで交尾をし、ノコギリクワガタの子供を誕生させます。
ミヤマクワガタのオスに対してミヤマクワガタのメスがいるのですが、ミヤマクワガタのメスとノコギリクワガタのメスにはどこに違いがあるのでしょう?
見た目はよく似ていますが、ミヤマクワガタのメスは厳然としてミヤマクワガタのメスであり、ノコギリクワガタのメスも厳然としてノコギリクワガタのメスなのです。
結論的には、遺伝子の配列に違いがあるということになります。
しかし、ミヤマクワガタのオスに対して、これがそれに対するメスだという遺伝子の配列は、どこから来るのでしょうか?
ミヤマクワガタのオスに対して、これと交尾をして、ミヤマクワガタの子供が生まれるメスなのですから、だいたい合っていればよいといったものではありません。このオスに対して紛れもなくこれこそがそのメスだとはっきり言える遺伝子配列なのですが、なぜそうなのかは誰にもわからないのです。
そもそもこれに該当する遺伝子配列があるかどうかもわかりません。
ミヤマクワガタ自身も知らないでしょうし、人間も知りません。人間はあとから分析して遺伝子配列がどうなっているのか調べることが出来るだけです。
人間にその配列が作れるかと言ったら作れません。人間に作れないのですから、地上にこれを作れる生き物はまったく存在しないでしょう。
それにもかかわらず、ミヤマクワガタのオスに対して、ミヤマクワガタのメスが地上に存在するのです。
これはいったいなぜなのでしょうか???
もう、おわかりいただけたと思います。
ミヤマクワガタのメスには、これをお創りになられたお方がいらっしゃるということです。
そして、これは、地上に存在するすべてのものに言えることです。四方八方見渡す限り、いかなるものも、みんなすべて、神様がお創りになったものです。それに人間が手を加えたものです。
私たちの体も、私たちが生きるために食べる食物もすべて。私たちが吸っている空気でさえも。
この世界は神様がお創りになったものです。