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創造目的学会は「創造目的」をすべての事象にあてはめて研究する学会です。
創造目的とは「絶対者が存在世界を創造したときの絶対者の目的」を言います。
絶対者が存在世界を創造したと言える根拠として、
「存在しているものは、いかなるものであっても、相対的関係(相対となる関係)を結ぶことによって初めて、存在している。」
という事実に着目しています。
「相対的関係」とは、二つの要素や二つの個体が互いに向かい合い相互補完する関係のことをいいます。
科学では相互作用が研究対象となりますが、相互作用がなされるためには相対的関係の成立が不可欠であり、この関係が成立するためには、相対となるものの存在が先になければなりません。この存在は、相対となり得べき条件を備えて存在していなければなりません。
「相対的関係を結んでいる」あるいは「相対的関係を結ぶことができる」という決定的な特性は、最初からあった所与の特性として理解されておりますが、これは相対的関係を結ぶ相手の特性とあわせて考えなければ説明のつかない特性です。
別々に独立して存在しているものどうしなのにお互いを結びつける特性が最初からそれぞれに備わっているということは、それらを結びつけたそれら以外の第三者の存在なくして説明することができません。
(詳しい説明は趣意書をご参照ください)
ゆえに、第三者としての絶対者(創造者)の存在を確定することができます。
同時に、絶対者が、この相対的関係をもって存在界を存在たらしめようとした目的性を見て取ることができるのです。
この絶対者の持っている目的のことを「創造目的」と呼びます。
創造目的学会は、原子の存在から、原子の複合体である物質世界、生物界、そして人間の心と体、人間社会にいたるまで、あらゆる領域における相対的関係が絶対者の創造目的によって与えられていると見ます。
このように見ることによって、数多くの未解決問題に対する明快な解答を導き出すことができると予測しています。